DOGS HOTEL
105号室 ・留美
チロの飼い主(チロM)
留美は欠伸をかみ殺した。ジワーと湧き出た涙で眼が霞む。
見上げると大きな楠の木の木漏れ陽が初夏の到来を告げていた。ランチの後のわずか
な時を微睡みながら伏せているのが何とも言えず休らいだ気持ちにさせる。
留美の左側には白亜の古めかしい洋館のホテルが建っている。左側には大きな木と潅
木が茂り、その間を幾つもの小道が通る日本庭園がある。
このホテルを知ってから時々、二泊三日で利用することにしていた。もっと長く泊まっ
ていたいが高めの料金なので留美の給料ではそう長居は出来ない。
留美は青々とした芝生を眺めながら「会社勤めや友人関係も仮の姿、ここに滞在して
いる間だけ本来の自分に戻れる」と小さく呟いた。
若いボーイが水を運んできた。水を置くときチラリと留美の顔を盗み見た。入ったば
かりのボーイに違いない。少し顔を赤らめたところが可愛い、挑発してみたくなった
が我慢することにした。スタイルに自信もあったし、街でモデルにとスカウトされた
こともあるがここは高級ホテルだ。品よくしよう。
留美がボーイの持ってきた水を飲んでいると、ホテルの女性が庭を横切ってやってく
るのが見えた。今回の宿泊では留美の客室係は女性だった。制服の黒いレザーで丈の
短い上着と同じ素材のミニスカートを颯爽と着こなしている。肩まである黒髪を風に
そよがせて歩く均整のとれた姿は留美から見ても格好が良かった。
客室係は留美の前にしゃがむと頭を撫でながら
「いけない仔ね、私が来るのが見えたら、ちゃんとオスワリして待っていなくてはい
けないのよ」
留美は客室係のしゃがんだ太股の間に顔を埋めた。
「あらら、あまえんぼさんね。お仕置きが欲しいのかな〜」
客室係は留美の首輪を持ち、顔を地面に付けさせると
「ルルの好きなお仕置きよ、もっとお尻を上げなさい」留美の尻を上げさせると三回
ほど白いふくよかな尻を手で叩いた。
「よかった?よかったらワンは」目に涙をうかべながら留美は「ワン」と吠えた。
客室No105とプレートのある犬小屋に結ばれた留美の犬鎖を解くと、客室係は留
美を小道の方へ引いていった。留美は赤く手の跡が着いた尻を上げ、四つん這いでリー
ドを客室係に引かれて歩いた。
歩きながら客室係は「今日はお楽しみの犬車を引かせて上げるわね、だからさっきの
お仕置きは少しだったのよ。私も犬車が大好きなのよ、ルルが予約したので楽しみに
していたの。きれいに支度して上げるわね。いっぱい走らせて上げるわ。」と話しか
けた。
「その前にルルはオシッコは大丈夫かな。漏らしちゃいけないから、そこでオシッコ
させて上げようね」小道の脇には御客用のトイレが設置されていた。
「今度はね、オス犬みたいに片足を上げてオシッコしなさい」砂地に一本の丸太が立っ
ている。留美は丸太の匂いを嗅ぐと、片足を上げて客室係の音符を待った。
「いい仔ね、ヨシ!」
留美の尻を上げさせると、客室係はティッシュで尻のワレメを拭いた。「あれれ、ル
ルはこんなに濡らして、オシッコだけじゃないわよ、この濡れは。そう、そんなに犬
車が楽しみなんだ。私も張り切っちゃうから、ルルは一生懸命に走るのよ、いい」
客室係に引かれて留美が小屋の前に来ると、あの若いボーイが犬車の準備をしていた。
「あの、麗子さん、犬車の支度でよかったですよね」
「そうよ、今日はすこし張り切ってんの。少し太ったような気がして、運動不足かも
知れないから、運動させようと思ってんの。君ね、お客さんの準備してやってね」
「エ、私でいんですか。」
「そのかわり、きれいにして上げてね。私の可愛いワンちゃんなんだから」
ボーイは黒い革のコルセットを四つん這いの留美に付けた。脇には犬車を引く金具が
とりつけてあった。ウエストはしっかり細身に絞られ、丸い尻が強調された。胸の部
分はなく、代わりに乳首に鈴を付け、前足には手先の開かないグローブを付けた。触
る度に若いボーイの手が小刻みに振るえているのを知って留美は陰唇がまた濡れてく
るのを感じていた。
客室係もそれに気が付いて言った。
「お化粧もしてやってね、念入りに」
赤らんだ顔でうなずくとおずおずとした手でボーイは、留美の胸に頬紅を付け、後ろ
に回ると尻のワレメに化粧を施した。
「綺麗になったじゃない。あとお尻に鈴を付けて、吠えないように口輪も要るわね。
犬車はあの赤い奴がいいわ」
犬車を四つ足で引く留美の前方の小道が二股に別れていた。
「ハッ!」ピシッ!留美の右尻に鞭が叩かれた。右に曲がる合図の鞭だった。
「もっと!もっと早く!」幾度も鞭が留美の尻に炸裂する。
尻の穴に差し込まれた鈴尾が激しく揺れ、リンリンと大きく音をたてた。犬車に乗っ
た客室係は走らせながら、後ろから留美の膨らんだ陰唇に細い鞭の先を押し込み
「ルルの恥ずかしいところが丸見えよ!こんなにお豆膨らまして、犬車引きながら鞭
打たれて感じるっておかしいよ!やだ!お汁がこぼれてるわよ!」
「それ以上恥ずかしいことを言わないで!」と留美は声に出さず叫びながら、言われ
れば言われるほど陰核にずきずきする熱いしびれを感じていた。
途中、従業員にリードを引かれたルル号とすれ違った。
メードにルル号は初めはこのホテルのお客様だったが、一生を犬になって暮らしたい
との希望で飼い主が見つかるまでホテルの預かりになっていると聞いた。留美は羨ま
しいと思いながらチラリと視線を走らせて通り過ぎた。
留美はディナーをホテルの食堂で取る予約をしていた。
広くはないが重厚な調度品が落ちついた静かな雰囲気をかもし出し、照明を大きな花
束を照らし淡い影を創っていた。
ボーイが赤ワインを静かに注いぎワイングラスを満たした。
「ウン、美味しいわ。運動の後のワインはいいわね」
「鴨肉も今日は最上のものが入りました」そう言うとウエイターは足音も立てずに下
がって行った。
「ルルのオーダーはなかなかのものよ。悪くないわ」
客室係はそう言うと、足許にオスワリをして見上げている留美の頭を撫でた。
「味見をさせて上げましょうね」そう言うと噛んで口の中にある鴨肉を上を向いて口
を開けている留美に口に落とした。
「美味しい?」
「ワン」
「よかったわネー、このワインもいいわよ。飲んでみる」
客室係は留美の返事も聞かずボーイを呼んだ。
「私のワンちゃんにもワインを飲ませて上げたいんだけどいいかしら」
ボーイは「かしこまりました。すぐご用意させます」と戻っていった。
蝶ネクタイのソムリエが押して来たワインテーブルには、テーブルにあるワインと同
じものが載せられていた。ただワイングラスの代わりによく磨かれたクリスタルの浣
腸器が脇に添えられ照明に輝いて七色の光を放っていた。
「ルル、美味しい美味しいワインを飲ませて上げるわね。フセしてお尻だけ上げなさ
い」留美に従わせると「ボーイさん、ワンちゃんにワインを飲ませて上げて」ボーイ
はワインのコルクを抜き、フセをする留美の鼻の前に置いた。甘いワインの香りが留
美の鼻に漂い、ワインがお尻からお腹の中に入っていくのが感じられた。
隣の席では、男の客室係がタキシードで食事をしている。
メス犬はテーブルの下にもぐり、客室係の大切なものに付けられたクリームを舐め取っ
ている。お腹が膨れているのでおビールを戴いた様だ。すこし辛そうに見える。男の
客室係はビールがお好きな方が多い。ウエイターを呼ばれた、きっとお尻の栓をオー
ダーしたのでしょう。
鳥の空揚げが放られて、ボーイの前に転がった。メス犬が追いかけて走っていった。
ボーイはその空揚げを靴先で踏みつけた。
潰れたそれをメス犬は食べ、床もボーイの靴の裏も綺麗に舐めて戻っていくのが見え
た。窓側の席で数人のお客様方(たぶん飼い主様方だろう)がお食事をなされている。
そこの飼いメス犬だろう。笑い声が聞こえる。留美もいつか飼い主様とこのホテルに
来るようなことがあるだろうか。
パープルレッドの絹のロングドレスのスカートをふわりと広げ、客室係は体が沈み込
んでしまうほど柔らかなサロンの長椅子に腰を下ろした。
リードを引いて留美の頭を膝に乗せると、「あのワインは美味しかったネー」と留美
の顔と頭を撫でまわした。
「ルル、ちょっと酔ってるでしょ。全身ピンク色よ。ピンクの犬さんね、可愛いい。
お尻からでも酔えるのよね〜。でも誰が酔っていいって言ったの。お仕置きよ」
ボーイが紅茶をサイドテーブルに置くと「ボーイさん、ワンちゃん叩いて下さる」
ボーイは恭しく頭を下げ「かしこまりました。どれをご使用致しましょうか」と壁に
並んだ鞭の列を指さした。
「そうね。革ラケットがいいわ」
留美はボーイにテーブルの足に短くリードを結ばれ、尻を叩かれた。飛び跳ねるほど
痛いわけではないが、何度も叩かれる内に涙が止まらずしゃっくりの様な嗚咽で泣き
じゃくった。
「ボーイさん、ワンちゃんの濡れ具合はどう」
ボーイは留美の尻に手を伸ばすと白くぷっくりとしたワレメを撫でて、「はい、十分
に御堪能のご様子です」と滑りに光る指を客室係に見せた。
客室係はボーイにリードを解かせると、組んだ長い足に留美を跨がせて、「いっても
いいわよ。いってご覧なさい。ルルのいい顔が見たいわ」留美は頬を染めて恥じらい
ながらも跨った足の足首に濡れた陰唇を擦り付けた。客室係は留美の口に指を入れ、
舌を弄び、片方の指で留美の乳首を摘んだ。留美の腰の動きに併せてボーイが尻を叩
きパシ!パシ!っとラケットの音が高い天井に響いていった。
幾分沈みかけた太陽が留美の横からやわらかな輝きを投げかけている。駅前は社に戻
るサラリーマン達が足早に歩いていた。
ヒールをカツカツと音を立てて歩きながら、留美は今日の朝のことを思い出していた。
客室No5と書かれた犬小屋の前で留美はオスワリをして客室係を迎えた。
客室係は「ルルはいい仔だよ。私気に入っちゃった。サービスにジュースを上げよう
ね」と言うと、スカートに手を入れ、ショーツを脱ぐと犬食器を跨いだ。湯気の立つ
黄色い液体が満たされた。客室係は鎖を引いて留美を食器に導いた。客室係の体から
出た液体をピチャピチャと音を立てて留美は飲み取った。白くつややかなお尻を優し
く撫でながら、客室係は「又おいでね予約してね。客室No112、洋館の部屋のベッ
トの下よ。ペット兼トイレにして上げるわ。直接飲めるように調教して上げる」
ボーイに引かれホテルの更衣室に向かう途中、客室係が留美に近づき、パンティを口
の中に押し込んだ。客室係のオシッコと体液の香りが口中に拡がった。
留美は何処から見ても一流商社のOLといった、隙のない紺のスーツを着て街を歩い
ていた。
留美の膣の中には、あの客室係から貰った染みの付いたパンティが入っている。留美
はそれを意識しただけで秘所が熱くなり、座り込みたくなるのをじっと我慢していた。
「DOGS HOTELに予約を入れよう」小さく呟いた。
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