わたしとカレと彼らのこと (1)

作:詩織




             


 室井さん、みなさん。ごぶさたしています。詩織です。   

あれからずいぶん時間が経ちましたね。カレとのことを書くのに、すこしわたしも気持ちを整理する時間が必要でした。では、カレと別れるまでのお話しを書きます。

 前の投稿を読み直したら、クリスマスの時までお話ししていました。その後の話です。

 


さて、カレの犬になって、カレの家での調教が、続いていました。

前に書いたかな?調教の時は、まずカレの家の玄関で裸になり、服は取り上げられて首輪だけの素っ裸で四つん這いでリードを引かれて、鞭でお尻を叩かれながら、犬として訓練されました。

 最初は、ただ這って歩くだけでしたけど、だんだんと早く歩いたり、いろんな犬芸を躾けられ、細い台の上を歩いたり、アナルパールという大小のビーズをつないだものをお尻の穴にシッポとして入れられました。それだけでも恥ずかしいのに、それを振ったり、お尻の穴を締めたりゆるめたりして動かしたりさせられたりしました。

 犬芸もカレが投げるボールを咥えて戻ってきたりとむずかしい訓練になりました。暖かい日には、庭にまで出されました。カレの家の塀は高く周りにそれほど高い建物はないけど、何かの拍子に通行人に見られないとは限りません。でもカレは、平気でわたしのリードを引いて、いやがるわたしを、無理矢理庭に出すと、ちんちんとかお回り、伏せ、お手とかの犬芸やボール投げとかをさせます。

でもどうしてもなかなかできなかったのは、片足をあげて犬のようにおしっこをすることです。自分で庭に掘らされた深い穴に向かって片足をあげておしっこをするように命令されました。でも、そんなに簡単にこんな姿勢でおしっこなんか出るわけありません。

  でもカレの鞭でお尻を叩かれながら、何日もチヤレンジしていたら、だんだん出せるようになりました。
最初は、ほとんど太ももを伝って落ちてしまいましたけど、カレの号令と鞭に合わせて力むことで、だんだんシャーといきよいよく穴に出すことができるようになりました。きびしかったカレにすごくほめられて、ご褒美に優しくセックスしてもらって、わたしはうれしくて泣いてしまいました。

 こんなことを書くと、ほんとにバカみたいですけど、その頃は、カレの調教で自分がとんでもない恥ずかしいことをできるようになることに、悦びというか、自分でもこんな変態プレイにのめり込んでいきました・・。

大学生のくせに、二人でこんな変態プレイにのめり込んで4ヶ月くらい・・わたしたちが、進級して3年生になった四月頃だったと思います。

いつものように、カレの調教を受けて、カレのベットでセックスをした後で、疲れて首輪のままうとうとしていたわたしの背中をなでながら、突然、カレがとんでもないことを言い出したのです。

カレは、わたしたちのプレイに大学の男子の安田と岡山というクラブの友達ふたりを入れたいというのです!

わたしは、ギヨッとして身体を起こしました。

「いやよ!誰にも言わないっていう約束でしょう?あなただからわたしは、我慢しているのよ!どういうつもり?」

わたしは、すごく怒ってカレをなじりました。カレが好きだから我慢しているのに。というわけです。でもそれは、実はうそでした。だっていくら好きでも、こんな恥ずかしいことを我慢してできるわけありません。何ヶ月かのカレとのプレイの間に、わたし自身も犬にされて辱められ、屈辱を味わい、動物として扱われることにすごく快感を感じていることをわたしもはっきり自覚しないわけにはいきませんでした。そして、カレもそれを見透かしていたんだと思います。わたしがある程度調教されたら、最初からそう提案するつもりだったのかもしれません。

だから、カレは、勿論わたしの気持ちを尊重するといいながら、その後も、手を代え品を変えて何度も誘ってきました。散々カレに説得されて、とうとうわたしは、ふたりにわたしの調教のことを話すことを受け入れてしまいました。カレは、気づいていてのだと思いますけど、わたしは、どこか期待している所があっていつものように、きっぱりと断ることができなかったんです。

安田君と岡山君は、わたしとカレも入っているクラブ(小説研究会です)の仲間でわたしたちは、4人でよく遊んでいましたから、わたしとカレが付き合っていることは知られていました。わたしも二人ともきらいじゃないけど、でも勿論こんな恥ずかしいことを知られるということとは別です。でもカレは、どうやらもうわたしのことを彼らに話しているような雰囲気なのです。ハ 結局、わたしは、しぶしぶ安田君、岡山君と話すことはOKしました。

  翌日、大学の校舎裏のサークル棟の中にあるクラブの部室で、わたしは、カレと安田君と岡山君の前に立たされていました。

  安田君は、やせて度の強いめがねをかけた根暗な文学青年(死語)、岡山君は、少女系ライトノベル好きの小太りのオタク系、どちらもあんまり女子には、もてないけど、わたしは、小説の話などでは、話が合うのであまり気にしないでいままでは、ため口をきいてわいわい騒いできました。でも今日、部室に来たわたしが、イスに座ろうとするとカレに立っているように言われたんです。わたしは、なんとなく気圧されて男子達の前に立たされたまま話すことになりました。それだけで立場はもう主人と奴隷という感じにならざるをえません。

 あきれたことに、カレは、わたしとのことをかなり安田君たちに自慢していたらしいことがわかりました。安田君たちは、それとなく、わたしとカレのプレイを見たいというんです。

「俺たちは、飯尾と星野の仲をじゃまする気はないんだ。ただちょっと・・その・・見学させて欲しいって言うか」

「見学?何を見学するのよ!」

「あ・・いや・・その・・飯尾と星野が・・・あ・・遊んでいるところ・・・を」

「遊ぶならいつもやってるじゃない!」

「いや・・その・・いつも・ふたりで飯尾の家で・・・遊んでるんだろ?」

「どういう意味?」

  わたしは、恥ずかしさを隠すために、けんか腰で話しました。どうしてわたしとカレの事をクラブの男子が知っているのか!わたしは、赤くなってカレをきっとにらみました。

「あ・・いや・・俺は何も詳しいことは話してないよ・・まだ・・」

  カレが、あわてて弁解します。

「飯尾はちやんと秘密は守ってるよ。ただなんとなく・・わかるんだ・・最近星野すごくかわいくなって・・なんか輝いてる感じなんで・・なんでかなって・・それで飯尾と話したんだ」

「お世辞いわないで!」

「お世辞じゃないよ。クラスの男みんな言ってるんだ。それで・・なんか飯尾と楽しいことしてるっていうんで・・」

「俺たちは、星野に憧れてるんだ。かわいくて頭良くて優しくて・・」

「そうだよ。星野は学科の中でも評判な美人で、スタイルも抜群だし、正確もかわいいから男子みんなのあこがれなんだ」

いいかげんなお世辞をわかっていても、チヤホヤほめられるといい気になるのが、バカ女のわたしです・・・・だんだんわたしの表情が穏やかになるのがわかったのでしょう。頃合いを見てカレが、

「一度だけ試しに調教の時安田君たちを家に呼びたいけどいいか?」と聞いてきました。

正直に告白します。要するにわたしは、すごくすけべで淫乱なんです。わたしが、その時心配していたのは、このことが他の人にバレないかとか、無理矢理犯されるんじゃないかとか、そういう自分の安全の心配で、もし、それがクリアされれば、OKということなのをカレに見透かされていたんだと思います。狭い部室で男3人に長い時間しつこく迫られて・・。

わたしは、・もういいかげん疲れて面倒になって・・・とうとう曖昧にうなずいてしまいました。

こうして、自分でも呆然としている間にわたしは、カレだけではなく、恋人でもないカレの友達二人の犬として訓練されることになりました。でもそんな関係が長く続くはずもなくて、当然それは、破局の前ぶれとなりました。 

    

(つづく)



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