忠犬瀬戸ノ院恭一

 

1話 始まりの夜

 

(1)プロローグ

 

昨日の書類、預かってらっしゃいますぅ、梁井専務に渡して下さい。

 

よろしいですか、社長が名古屋からお戻り次第月例会議ですから。それまでにお願いします。

 

それとこのCDもついでに預かって、ケースの中に説明書を入れてあるから・・・・・よろしくね。

 

葛西清子、33歳、営業統括課長、AB型、獅子座、趣味テニス、今年の6月の人事異動で、子会社の専務に飛ばされた羽田専務の女だとか?

 

噂は多々あるが、本当のところはよく判らない女である。

 

確かに少し太目だがプロポーショはいい、あのムチッとした尻がなんともエロい。胸も大きく顔も派手、スナックのママ風である。

 

梁井専務との覇権争いを最後まで演じ、ここ一年ほどの売上低迷の責任を取っての左遷、真面目で堅実な羽田専務が果たしてあんな女を慰み者にするだろうか?

 

俺にはどう考えても、そうは思えなかった・・・・・?

 

 

瀬戸ノ院恭一、25歳、A型、乙女座、趣味ダンス、会社に入って3年目、営業部1課の新米である。

 

それともう一人、斎賀直美、27歳、A型、山羊座、趣味不明、一説によると徘徊(うわさ)、葛西清子とは正反対でメガネをかけた地味で暗い感じの女、特徴は色が抜けるように白い、スレンダーのわりに胸が大きい、背が高いことである。ざっと175cmはあるだろうか?

 

斎賀の仕事は資料の整理や伝票処理とお茶入れ、葛西のようなやり手ウーマンではない、部内での評価も暗い奴、とか、何を考えているの判らない奴といった感じでパッとしない。

 

このあいだなんか、一日奥の書棚でホルダーの整理をやっていた。朝早くから夜の9時くらいまで、昼食を挟んで立ち詰なのに誰も手伝おうとか?大変ねぇとか声を掛ける訳でもはない。

 

それと、彼女が普段会社に着てくる服がまた地味で趣味が悪い。

 

それに着こなしが悪いときている。それでなくても内の会社の制服は、地味なデザインで色が紺ときているから、彼女の制服姿はさながら零細工場の事務員のように見えるのである。

 

 

 

(2)直美のお願い

 

ア〜ァ、疲れた。

 

いつものように7時半ごろ得意先回りから帰ると、課長と係長が丁度上着をはおって出かけるところに出くわした。

 

「おぉお帰り、俺達これから部長に呼ばれているから出かけるけど、伝票ちゃんと上げとけよ」

 

ドタドタとエレベーターの方へ走っていった。

 

「おぃ瀬戸ノ院どれくらいで終わる」

 

同期の貝真が、パーテーション越しに顔を覗かせる。

 

貝間文雄、28歳、B型、天秤座、趣味ギャンブル、転職組で営業二課に所属、前職は地方公務員をしていたが、考えが合わないと上司と喧嘩して辞めたと云っている。確かに、日ごろの生活からして公僕にはふさわしくないことは確かである。

 

「うぅん後1時間くらいかな」

 

答えてから、課のデスクを見渡すと既に誰もいない、奥で斎賀が、黙々と伝票処理するキーボードの音だけがしている。

 

俺は伝票の束をバックから取り出し、売上集計と商品一覧に今日売れた品をパソコンからエントリー、斎賀は営業の伝票をチェックして売上計上している。

 

「斎賀さん、まだ伝票受付けてもらえますか」

 

「いいですけど1つお願いがあるの」

 

普段なら「いいわよ」と顔も上げずに答えが返ってくるのに?

 

俺は、斎賀の机に伝票の束を置き椅子に座って聞いてみた。

 

 

 

「お願いって何?」

 

「あのねぇ、今日お仕事が終わったらチョッと相談に乗ってほしいことがあるの」

 

俺が斎賀の相談に乗る?

 

「俺でいいの?俺、斎賀さんとほとんど喋ったことないし、斎賀さんの事よく知らないし・・・それでいいの?」

 

そう云ったその時、胸の高鳴りを覚えた。

 

「これは何だ」

 

俺は改めて驚き少し呼吸を整え、シゲシゲと斎賀の横顔を覗き込む。

美人じゃないがブスでもない、メガネのデザインが悪いから、顔全体が変わって見えるのかもしれないな〜、などと思っていたら。

 

「今日はこれだけぇ!」

 

急に、掠れた声で聞かれる。

 

「そッそッそうだよぉそれが悪い・・・・」

 

「そぉ悪い、決ってるわぁ、去年の今ごろなら2830万くらい行ってるわよ」

 

「そッそッうかなぁそうだったかなぁ?」

 

「瀬戸ノ院さん最近遊んでない仕事中にふふふ・・・」

 

貝間が、

 

「おーい帰るぞぉ、いつものあそこに行ってるから、その気があったら寄れよ」

 

「うぅッ」

 

気のない返事をしたが、斎賀のお願いとやらをまだ聞いてない。

 

「斎賀さん後どれくらいかかる」

 

「そうねぇ20分くらいかしら」

 

黙々伝票処理を続けている。

 

フロア-は、蛍光灯の明かりで煌々としているが、パーテーションで各セクションが区切られ、書類棚や簡易会議室で広いフロアーだが見通しが利かない。

 

今、このフロアーにいるのは俺と斎賀の2人だけだろう、昼間は150人もの人間が働いているのに、今は営業部の斎賀と俺以外はいないのである。

 

そう考えると、なんだかエッチな気分になる。

 

このとき、俺がこの先巻き込まれる悪魔の儀式のことなど、何も知らずにのんきに夢想をしていたのである。

 

「瀬戸ノ院さん、缶コーヒー買ってきてくれる?お金これ」

 

机の隅に置いてあった小銭を俺の手のひらにぎゅっと押し付け

 

「温かいのお願い」

 

 

 

白と黒と赤

 

俺は、フラフラとフロアーの真中にある通路を歩き、エレベーター乗り場の横にある自動販売機にコインを入れ、缶コーヒーを2缶熱いのと冷たいのを買い、また来た通路をフラフラと戻った。

 

営業部は幾つかのパーテーションで区切られ、各課の書類棚がある。その裏を曲がった一番奥に、斎賀のデスクがある。

 

書類棚を曲がって俺は息を呑む。

 

「ハーイ、瀬戸君缶コーヒー買って来てくれた?」

 

どうやら伝票処理の作業は終わったようだ。

 

「斎賀さんどうしたんですか?」

 

「どうてッ」

 

「いいえ、その〜」

 

メガネを外し、片足を椅子に乗せ、制服を脱ぎ捨てスカートは捲くれ上がり、ブラウスのボタンは全部外されてはだけている。

 

俺を睨むその目は、普段の彼女からとても考えられない。

 

「えぇ〜コーヒーですが?」

 

斎賀は薄笑いを浮かべ、すっくと体をもたげ正面を向いて机を指差す。

 

俺は斎賀のはだけたブラウスの下に見とれ、缶を落しそうになる。ボディーストッキング以外何もつけていない。そう、パンティーとかブラジャーといった類である。

 

なにやらエロチックな模様がうねり、胸元にレースのヒラヒラがついたあれの白色を全身にまとい、真っ赤なハイヒールを履いてすっくと立っている姿を見て俺は圧倒された、白と赤のコントラストが扇情的でペニスの芯が疼くのを覚えた。

 

「何見てんの?」

 

白く瞬く蛍光灯の光に、真っ白な肌に真っ白なボディーストッキング、目が眩むようで思わず机に手をついて、目を脇にそらしてその先の光景にまた驚き、机にもたれ崩れ床に尻餅をついた。

 

「あら瀬戸ノ院ちゃんて、チョッとウブ」

 

葛西である。葛西清子である。

 

葛西は黒のボディーストッキングの上にブラウスをはおり、踵が10cmはあろうかと思える真っ赤なハイヒール履き、輝く光に照らされていた。

 

俺は左右両方をキョロキョロ見るだけだった。

 

 

(3)ハイヒールと竹鞭

 

「瀬戸ノ院だらしないわね〜」

 

「おねー様、いきなりそれは可哀想よ」

 

斎賀が近づき俺の前にしゃがみ覗き込んだ。

 

俺の顎を持って

 

「ね〜コーヒー飲みたい〜?」

 

俺はただボーッと彼女を見ていると、黒い影が近づき、赤いヒールが俺の股間をギューと踏みつける。

 

「おい、直美ちゃんがコーヒー飲みたいかッ?て云っているでしょッ」

 

また、強く踏みつける。

 

「はッはッい」

 

ヨロヨロと立ち上がり缶コーヒーを取ろうと手を出すと、竹鞭を目の前で止る。

 

「瀬戸ちゃん飲みたいの?」

 

葛西は竹鞭を今度は俺の頬に押し付け。

 

「いや、あの〜そろそろ帰りたいんですが〜?」

 

「あら、帰れて?」

 

「はぁ〜はい〜〜」

 

「後で相談があるって云ったの忘れたの?」

 

斎賀が俺のベルトのバックルを掴み体に密着する。

 

「帰れて!それとも帰ってみる!」

 

素早く葛西が後ろに回り、竹鞭を喉元にまわすや両腕で抱え込み、ギリギリと竹鞭の節を喉仏に食い込ませて締め上げ、呼吸をままならなくしているのである。

 

斎賀はベルトをはずし、ファスナーを下げ、ズボンを脱がせにかる。

 

俺が体をゆすって暴れると、斎賀のハイヒールが俺の股間を蹴り上げ、俺は思わず「ウグッゥ・・・」と電気が走るような激痛と共に、体の力が抜け床にへたり込む。

 

「世話のやける子ね〜」

 

机にもたれかかっている俺の服やシャツを脱がせ。

 

「そっちの裾引っ張って」

まるで撃たれた鹿が、猟師によって手際よく解体されるようにブリーフだけにされ、葛西が俺の顎を持って太目の首輪を嵌め、リードを金具に引っ掛ける。

 

斎賀の手には、筋立ったペニスの形をした棍棒にでも使えそうな長めのディルドが握られている。

 

「は〜い瀬戸君、今から君は忠実なワンワンよ、いいこと、おいたしゃいけませんよ、ね・・・・」

 

「若い男にはやさしいのね」

 

葛西は、へたり込んでいる俺をちゃんとお座りの姿勢にさせようとリードを斜め上に引っ張る。俺がちゃんと犬のお座りをすると、つま先を顎の下に押し当て満足げに目を細める。

 

「もの解かりがいい子だね〜忠犬瀬戸ちゃん」

 

「それじゃぁ忠犬瀬戸ちゃん、パンツも脱いですっきりしようか」

 

俺は恐る恐る尻を上げると、斎賀が棍棒のようなディルドで尻を強く叩き、モタモタするなと語気を荒げる。葛西がパンツを下ろし、強く引っ張って脱がせる。

 

「お座りッ」

 

竹鞭が背中を打ち、俺は慌ててお座りをすると葛西がお散歩よと云ってリードを引っ張り、斎賀が後ろから俺の尻の穴めがけ、ディルドを押しつける。

 

「もう許してくださいよ」

 

リードをグルグルと首に巻き、お前は犬だから人間の言葉を喋るなと締め付け、斎賀がディルドをケツの穴に突っ込んできた。

 

おれは四つん這いになってヨタヨタと歩くと、もっと元気を出せとまた竹鞭が背を打つ、「痛てッ」左腕を曲げてうずくまるとディルドをグリグリ回しながら、穴の中に入れようとする。

 

それが酷く痛いので思わず背中を反らすと、間髪入れず竹鞭の空を切り裂くような音と共に、ピシャ、ピシャと背を打ち、リードを強く締め上げる。

 

するとまたディルドをケツの穴に突っ込み、強く押し入れてくる。体を反らすとまた打たれるのでうずくまっていると、リードを引っ張って体を起こし脇腹に竹鞭がしなる。

 

「ピシ」

 

思わず横向きに倒れると同時に涙が流れ出して止らない。

 

葛西は容赦のない女で、仕事でも納入業者を平気で罵り罵倒する。納期が遅れれば支払いを数ヶ月遅らす、60歳を過ぎただろう、ごま塩頭の下請けの社長を「オイ」呼ばわりする。

 

倒れている俺を容赦なく竹鞭が脇腹や腹、腿、腕と幾度も打ち据えられ、スジ状に赤く腫れあがる。竹の節が当たった部分は赤紫に膨れ、節の痕から血が滲み出ている。

 

後から後から涙が溢れ、体は気持ち悪い粘った汗がまとわりつく、何とか体を四つん這いに戻して葛西と斎賀を恨めしく見る。

 

(4)忠犬が必要な訳

 

「もうチョッと賢いと思ったのに、もう〜わかった?忠犬瀬戸ちゃん、それじゃ〜チンチンなさい」

 

葛西は俺の股をまさぐり小さく縮んだペニスを引っ張り、ここも赤いミミズ腫れにしてあげようか?といって睨みつける。

 

「嫌だ〜、おねー様」

 

そこは大事なとこよ、斎賀が葛西の手をどけ袋を両手で包み、手の平で優しくさする。

 

「温かい」

 

全身の力が抜け緊張が緩む。しかし、その間葛西は濡れた革紐を用意し、斎賀に手渡す。少し緩んだ袋の付け根を締めるように、きつく縛ったのである。

 

痛みはさほどなかったが、圧迫感で自然とペニスが勃起する。それを見るや斎賀が手になにやら油のようなものを少し塗り、ペニスを優しく両手でシゴいている。

 

葛西はタバコを燻らせながら、俺のすぐ頭の上で見下ろしている。

 

俺はボーとッ目の前の葛西を見ていて、陰部に陰毛がないのに気付く、ボディーストッキングの股の間は開いていて陰部が丸見えなのである。

 

葛西の陰部はメラニン色素が沈着し、熟れ切った無花果のように黒ずんだ紫色で小陰唇が二枚、かたちを変えて食み出し、僅かに開いた膣口からは愛液が滴っている。

 

俺はグロくエロい欲情が腹の底からムラムラと湧き上がり、ペニスの威きりをより一層駆り立てられた。

 

斎賀に目を向けるとやはり陰毛が剃られている。色白の肌に陰部が朱色で、ピンク色の小陰唇が少し食み出し潤んでいる。

 

斎賀はシゴき上手で俺の欲情はすでに炸裂状態、ペニスは射精前段階に達し、肛門の収縮と前立腺の強張り、カウパー腺液がタラッと流れる。

 

斎賀はシゴくのを辞め、片手でペニスを握って葛西に目で合図すると、葛西は俺の顔に煙草の煙を吹きつけ、俺を仰向けにしてゆっくりしゃがみ、斎賀の手が離れペニスは葛西の膣にゆっくりと飲み込まれ納まった。

 

葛西は深く息をしてペニスをより深く飲み込み、子宮口にぶつかるよう角度を調整する。

 

斎賀の両手のひらが葛西の豊満な乳房を優しく揉む。

 

俺は犯されている。俺は犯されている犬か?

 

そう思うとより興奮し、捨て鉢な欲情が興奮に拍車をかける。

 

葛西はボルチオ性感派なのか緩やかなピストン運動で、正確に溜めを持ながらペニスの先を子宮口に擦りつける。

子宮が下がって深い興奮を感じているのか、次第に息が荒くなるのに合わせ、斎賀も揉むスピードを上げる。

俺もリズムに合わせ、ペニスに力を入れ腰を少し浮かせる。

 

斎賀は揉むのを止め、ミニローターに油のようなものを塗って、葛西と俺の尻の穴にあてがうとスルッとすべるように穴の中に入り、振動の刺激が前立腺を高ぶらせる。

 

葛西は息を荒げリースを強く引く、俺は2重に巻かれたリースが食い込み息をするのがやっとなのに、斎賀が顔の上にしゃがんだため危うく窒息しそうになり、顔を左右に振って何とか息をする。

 

斎賀は腰を少し浮かせ、俺の口に陰部を擦りつける。

 

俺は自然と舌を尖らせ陰部に差込むように舐める。斎賀の尻の穴にローターが入っているのだろう白いコードがたれ、小さな唸り音が聞こえる。

 

葛西と斎賀はお互いを深く求め、舌を絡め唾液を吸い合い、乳を揉み合う。

 

葛西は斎賀の肩に手をかけ、ボディーストッキングを腰元までズリ下げ、薄ピンクの乳首を舌の上で転がし、しゃぶり、甘噛みをしてまた転がす。

 

斎賀の乳房は紡錘型で、肩から胸にかけて少しえぐれそれから左右斜め前に上を向くように突き出している。そんな乳房を呼吸に合わせ下から何度も絞るように握り、額やこめかみに青筋を走らせながら小さな痙攣で強張らせ、斎賀を奈落の縁に追い込む。

 

斎賀同様ボディーストッキングを下ろしている。葛西は乳輪の愛撫が好きで、斎賀のゆっくり細やかに乳輪の突起一つ一つを丁寧に踊るように舐める舌使いが、ことのほか好きなのである。

 

葛西の乳房は、丸々としたホルスタインのように太く大きい。胸板が厚いためか、大きさがより強調されるのである。しかし、葛西の乳房の特徴は大きい小判のような型をしたその乳輪にある。

 

乳房の先端部をメラニン色素の濃い色が覆い、乳輪が一段盛り上りがっている。

 

葛西がその盛り上がった乳輪を刺激されると、異様に興奮することを斎賀は知っていて、突起を丁寧に舐めるのである。

 

俺はリースを強く引かれて息をするのもやっとで、感じているが射精どころではない。咽喉がヒーヒー鳴って息をする事との戦いである。

 

斎賀の陰部からは、欲情汁が止めどなく滴り鼻にまで流れ込む。それは強烈な牝の臭いをともなっていて、俺の肺の中はその臭気が充満し、意識は朦朧の中を彷徨っている。

 

ただ斎賀の小陰唇やその開口部に、舌を這わせているだけである。

 

くぐもったローター、しゃぶり、擦れ、舐める音だけが沈殿した空気の中を谺する。斎賀は最初のアクメを迎えたのか俺の鼻と口に陰部を強く前後に擦り、硬直して震えながら葛西に腕をやる。

 

葛西は斎賀を支えながら、ピストン運動を休みなく穏やかに続ける。

 

斎賀が尻を浮かせると、膣の奥の白濁した溜り液がドロッドロッと俺の顔に降ってきた。

 

「直美ちゃん出ちゃったの?」

 

葛西は半ばからかうように云う。

「おねー様、直美また、いっちゃいそうなの」

 

俺の顔から離れ、ふらついている斎賀がしゃがみかけると、後ろに回り腋の下に腕を入れペニスへの挿入を助け、斎賀は、葛西と交代して腰をおろす。

 

ゆっくりとペニスの温もりを膣に沁み込ませるように暫くうずくまり、静かに呼吸を整えその時を待っている。おもむろに、自分の乳房を両の手でシゴき上げ「ううッうううッうッ」とまた小さなアクメに達する。

 

葛西は、それを見て大き目のローターを陰部に挿し込み、俺の顔の上にしゃがんでしばらくじっとしていると、斎賀が上下に激しく動き出しうめき声を上げ出す。

 

それを待っていたかのように葛西は大き目のローターのスイッチを入れ、肛門に入れたローターの二重振動を感じながら、前後に強く陰部を擦りつける。

 

葛西と斎賀は、お互いを支えながらうめき声を上げ、激しい連鎖律動で興奮をぶつけ合ってはお互いが震え、それが大小の波になって新たなアクメが生れ、それを繰り返し貪る。

 

その震えは俺にも伝わりうめき声をあげる。葛西は今まで強く引っぱていたリードを緩め、呼吸が楽になると、大きな流れが前立腺を揺らし、やがて激しく腰を上下させ、二度三度と震えて精液を放出してのけ反って果てた。

 

葛西と斎賀は強く抱擁し伸び上がり、震えながら床に倒れ、釣り上げられた魚のようにピクピクと体を返らせ、体を投げ出した。

 

俺のペニスは弱まりながらも中空をブラブラと振れ、律動を繰り返す。ペニスについた葛西と斎賀の情欲液と精液が混じり合い、ヌラヌラと隠微に光っている。

 

斎賀は陰部から精液をダラダラと垂れ流し、葛西の陰部からは、ローターが半分ほど抜け出て唸り音を上げている。

 

暫く、誰も動かない、やがて葛西が体をもたげ陰部と肛門のローターを抜き、斎賀と俺のローターも抜いて斎賀を起こし、舌を絡めた深い口づけをして斎賀の瞼を優しく開いた。

 

満ち足りた恍惚の時間を二人は口づけや乳首の愛撫で過ごす。

 

 

 

(5)お掃除

 

 

しかし、リースを離す事はなかった。やがて横たわる俺の前にきて、袋の根元を縛った革紐を鋏で切り、袋をゴリゴリと揉み。

 

「忠犬瀬戸お座り、犬が腹出して寝転んでるのは、だらしがないわ」

 

俺はすぐにお座りの格好する。右手にあの竹鞭を持ち、いつでも叩くという構えである。リースを引くので四つん這いでついて行くと斎賀の陰部を竹鞭で指して。

 

「さ〜お舐め、真美ちゃんを綺麗にしておやり」

 

竹鞭を耳元で唸らせ、リードを短く持って二度引っ張った。俺は仕方なく斎賀の陰部を舐めようとすると、いきなり竹鞭が背中で炸裂した。

 

「いたッ」

 

思わず吐露するとまた一打見舞われた。

 

「床よ床、あなたの精液でしょ、お舐め、床をお舐め」

 

そう云うと葛西はリースの付け根の金具を掴み、竹鞭を振り上げ床にこぼれた精液の前に顔を強く押しつける。

 

「さあぁ、お舐め早くッ」

 

俺はおそるおそる精液を舐め始めた。それを葛西はデジカメで撮影している。

 

「いいねー、今度はチョッと行け面の忠犬よ」

 

「このあいだまでの爺犬よりいいですね〜」

 

「そうねあの犬は歳でペニスの立ちも悪いし、ふふッ・・・・」

 

一通り舐め葛西の顔を見る

 

「ど〜ぉ〜れ」

 

床を見回し、二度三度頷く

 

「ここと、ここ」

 

竹鞭で示し、左腕をヒールの先で蹴ってリースを引っ張る。俺はその部分を強くシゴくように舐め取る。

 

葛西は満足げに頷き

 

「お座り」

 

俺を座らせ、斎賀を顔の前に立たせる。斎賀は膣から精液がこぼれないように、左手で陰部を抑えている。

「さッお舐め」

 

葛西が云うと斎賀は少し腰を落とし、開き気味の脚をくの字に曲げ、小陰唇を両指で広げる。葛西は斎賀の後ろに回り乳房を揉み始め、俺はすかさず長く出した舌をあてがう。

 

精液がこぼれないよう下から何度も舐め上げ、奥に残っていた少量の精液が溜り汁の残りと混じって滴る。

 

臭い斎賀の欲情汁が臭う。しかし、この臭いはペニスを酷く勃起させる堪らない臭いで、一度舐めたら習慣になる臭いである。

 

飲み干して陰部全体を舐めていると、斎賀の体が徐々に震えアクメを迎え硬直した。欲情汁が流れ出てくる。

 

俺は必死で舐めると斎賀が掠れる声で

 

「もういい、ありがとう」

 

斎賀は机にもたれかかって座り、叉を大きく開いてフリルのついた薄クリーム色のハンカチで小陰唇から膣口、左手の指を丁寧に拭きそのハンカチを俺の前にぽんと投げた。

 

首を伸ばすと葛西はリースを引いて

 

「待て」

 

俺をお座りの姿勢に戻す。

 

真っ直ぐ前を見ると、向かいの机にもたれて叉を広げる斎賀が見える。物憂げに虚空を見詰め、白い肌に紅色を帯び、小陰唇が赤色に変わった陰毛のない陰部が、卑猥で愛くるしいなどと考えボ〜と眺めている。

 

葛西はいきなりリースを引っ張り、首輪を掴むと自分の陰部に俺の顔を押しつける。

 

「舐めてッ」

 

竹鞭を一振り空を鳴らす。机に尻を少し乗せ肉好きのよい太腿をくの字に開き、指をV字にして器用に小陰唇を押し広げ、膣口をあらわにする。

 

俺の舌が何度か舐め上げると、腰を舐め上げるタイミングに合わせ、舌の腹が膣口からクリトリスに当たるよう前後振り、舌の感触を貪っている。

 

うめきながらこ刻みに体を震わせ、膣口からは欲情汁が滴り落ちる。目は大きく見開き歯を食いしばり、崩れ落ちそうな体を必死で堪えている。

 

吐息が荒く早くなるや震えが大きくなり、グッと腰が前に出ると膣奥の白濁汁がドロッと滴り、大きな律動と共にアクメを迎え、腰を何度も前後してやがてしゃがみ込み尻餅をついた。

 

俺は指や陰部とそのまわりについた白濁汁を舐め取り、床に落ちた汁も舐め、おすわりをして次の指示を待っていると、斎賀が勃起した俺のペニスを軟らかい手で軽く握りシゴきはじめた。

 

俺が机にもたれ股を大きく開き、シゴきやすい姿勢にするとリズミカルな手の動きに疼きが体中を走り回る。射精を我慢するつもりがないため、気持ちよい熱い潮の盛り上がりに身を任せ、ペニスの切ない疼きが腰を前後に動かし精液をドクドクと放出させる。

 

斎賀はペニスを握り、その脈動が恋しいようで、あふれ出る精液を何度もシゴいて吸っては、葛西に口移しをしている。ペニスが縮んで脈動が無くなるまで吸い続ける。一滴も出なくなるまで吸い続けた。

 

俺のペニスと袋を隅々まで舐め、あのハンカチで優しくふいているその空気に酔って、ウトウトとしていると葛西が咽喉が渇いたでしょうと、コップに移した缶コーヒーを目の前にだす。

 

俺が「ワン」と云うと、薄笑いを浮かべ飲ませてくれた。

 

暫くして睡魔が急に押し寄せ、記憶が途絶える。

 

 

 

(6)臭いハンカチと手紙


 

俺は何か強い光を感じ、ぼんやりと目を覚ます。ぼーッとしていると、聞き覚えのある目覚ましの音が聞こえる。

 

「ここはどこだぁ」

 

「誰が目覚ましをセットしたんだろう?」

 

まわりを見渡すと自分部屋のベッドに寝ている。

 

記憶を辿ると悪夢のような光景が甦り、パジャマを脱ぐとミミズ腫れが至るところにあり、思わず。

 

「あれは本当か〜ぁ」

 

うな垂れて、胸や腹を見ているうちに痛みが湧き上がってくる。時計をよく見ると10時半を少し回っているが、出社するかどうするか考えた。

 

ベッドから転げ落ち、シャワールームまで這って行き、シャワーを浴びスーツに着替え会社に向かう。

 

途中係長に電話する。

 

「おぅ、昨日はというより今朝まで伝票整理手伝ってたんだって、すごいね〜感心したよ。課長もあいつは見所があるって云ってたぞ」

 

一階の受け付けの横を通り抜けようとする。

 

「瀬戸ノ院さん」

 

受付の片桐ミサ子が呼び止める。

 

「アッはい」

 

預かりものよと書類袋を渡される。俺は片桐と入社以来、一度も話したことが無い。一度もだ。

 

「それから伝言です。営業統括課長の葛西様から、お手伝い感謝します。これからも少し手伝ってください」

 

それが何を意味するのかどうゆう事なのか、立ち眩みがしそうである。

 

そして片桐は続ける。

 

「瀬戸ノ院さんて、信頼厚いんですね。」

 

チョッと顔を赤らめ、上目使いで二コッと笑い受付カウンターに戻っていった。

 

エレベーターに乗って16階のボタンを押し、壁の隅にもたれかかり昨日の夜のことを思い出してみる。

 

竹鞭や斎賀の陰部や赤いハイヒールや葛西の豊満乳房と大きな乳輪、次々思い出される。

 

7階で法務部の伊藤京子が乗ってきた。

俺は一歩進んで。

 

「何階」

 

「12階」

 

ボタンを押し。

 

「おはよう、その髪のスタイル素敵だね」

 

俺は伊藤のヘアースタイルが好きで、話のきっかにいつもヘアースタイルを誉めることにしている。瀬戸ノ院さん、評判よ部長がね

 

「彼はいい人らしいね。君アプローチしたら、これセクハラかな?」

 

伊藤はいつもの淑やかさも忘れて甲高い声で笑い、降りざまに部屋の鍵を俺の手に握らせた。

 

「棚が壊れたの、いつでもいいから直してね、お・願・い」

 

そう云うやいなや、ドアが閉まって上がり出した。

 

陣内部長、細身の長身色白で神経質が全身から滲み出ている人。一度契約の時、約定内容に不備があると叱られたことがある。

 

営業部の席につきパソコンを立ち上げ、メール確認や発注確認などして、連絡掲示板を見ると個別掲示一件と出ている。IDとパスワードを打ち込み掲示を見ると葛西からである。

 

「昨日はお疲れ様、よく眠れて?あなたの活躍で大助かり、今朝の役員会に報告しておいたわ。これからも手伝ってね。忠犬瀬戸へ」

 

ヤッパリとため息をつく、写真が添付されているがその写真がどういうものか、それは俺が一番良く知っている。

掲示板を消しボーッと窓の外を見ていたら、斎賀が伝票を持ってやってきた。

 

いつもの無愛想で、これ書き直してと一枚の伝票と目立たないように茶封筒を手渡し、自分の席に戻っていった。

 

封筒には昨日のフリルのハンカチが、チャック付きビニール袋に入れてあり手紙が添えられていた。

 

「瀬戸君あなたをもっと調教してあげます。そのハンカチの臭いを嗅ぐ時は必ずオナニーを2回してハンカチに放出して拭いてね。次の調教日は追って連絡します。それまでに、たくさん放出して汚くしておいて・・・・   直 美   PS机の引出しに首輪とリース、入ってます」

 

俺はそーッと引出しを開けてみた。首輪とリースがチョッと見えたので慌てて閉め鍵をして席を立ち、トイレの個室で昨日の思い出にふけり、ハンカチの臭いを嗅ぎながら2回オナニーしてハンカチを汚した。

 

ペニスを拭くガーゼ地の感触が、斎賀の手のひらに似て柔らかい。

 

つづく

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